SDGsのキーワードは、地元にこだわる「小田原式建築」
取り組み内容
竹広林業の家づくりの地産地消とは、小田原の資源を活かす竹広林業の「小田原式建築」です。
地産地消は、主に農産物の生産や加工で使われた言葉です。
では、家づくりにおける地産地消というと、すぐ思いつくのは、材木などの資材です。
小田原エリアは箱根の材を含め、土地面積の40%が森林で、江戸時代から続く植林と木づかいを繰り返し、森を守ってきた土地柄です。
従って、小田原式建築のメイン素材の小田原材にこだわりとそれを活かす知恵があります。
次は木を活かすには人材が重要です。小田原の気候風土で育った地元の人材を一流の職人に育て上げ、職人の技と知識で家づくりを進めます。
では環境と森林・木材の関係から地産地消を読み解きましょう。例えば、山の北側で育った木材は、家の北側部分で活かす、南で育った木は南といったように。
木の特性を活かして、家の仕様部材を配置するということです。また、木材は、「乾燥」が命と言われ、乾燥法や乾燥期間は、優れた家づくりを左右し、また人の健康を左右する家づくりの知恵です。昨今、林業が地球と地域の環境維持に重要な役割を果たすこと、生態系の維持だけでなく、自然災害への備えとも、深く結びついていることは分かり出しています。
そうしたことを考えると、「住まいづくりの地産地消」は、農産物など食に比較しても重要な取り組みで、環境への貢献は大きいと考えられます。
竹広林業は、創業は明治25年と130年以上の歴史を持ちますが、先端的取り組みを進めています。
このようなコンセプトで家づくりを行うと共に、家づくりが施主と材木店、工務店だけの関係ではないことは、竹広林業の取り組みが示しています。
例えば、施主や市民が参加する「小田原の森 選木・伐採ツアー」の実施。また小田原で木に携わる事業者が連携して、木塀を使った街づくりを進める「小田原木塀プロジェクト」の推進、そして小田原の森で「きまつり」を開催し、参加者に木工作、森林体験ツアーなど、木に触れてもらう取り組みは、森を愛し、森を守り、森の豊かさを伝える同社の使命感の表われです。
さらに、国が進める「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」という温室効果ガス排出量削減プログラム施策に沿った「ZEH(ゼッチ)住宅」にも取り組んでいます。
竹広林業のゴールへの貢献
ゴール15(陸の豊かさも守ろう)を中心にゴール4(質の高い教育をみんなに)、ゴール13(気候変動に具体的な対策を)にも貢献し、その他ゴールに広く貢献しています。
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記事作成者:運営事務局
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竹広林業株式会社
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