女性が働きやすい職場づくりで、小田原Lエールに認定
取り組み内容
ケーブルテレビ、高速インターネット、固定電話、モバイル、電力など、地域インフラとして多岐にわたるサービスを展開するJ:COM。ジェイコム湘南・神奈川 西湘局では、2つのオリジナルチャンネル「J:COMチャンネル」「J:COMテレビ」を活用して地域活性化につながるさまざまな情報を発信、地域密着をかかげて地域活動の課題の解決や地域イベントの企画・実施に取り組んでいます。
女性活躍の環境づくり
営業職が主体の会社のため、男性社員がメインになりがちですが、2021年には小田原では初の女性局長が誕生するなど、女性の活躍が期待される会社です。2022年には小田原Lエールのゴールドステージに認定されました。
女性が働きやすい職場として産休、育休への理解、復帰後の支援などは不可欠ですが、同社では男性社員の育児休暇取得についても積極的で、そのために研修制度も充実しており、全社的に理解度は高そうです。ベビーシッターのクーポンが発行されていて月に何回か使えるという制度も用意されています。
女性の学びの場「リカレントおだわら」
また、2022年、女性のための学びの場として「リカレントおだわら」を立ち上げ、社員だけでなく小田原市に在住・在勤する女性が参加、外部講師を招いて毎月1回のペースで勉強会を行いました。NPO法人mama’s hug(ママズハグ)の代表・山本加世氏を招いて、産後ケアのこと、ママとしての働き方などについてレクチャーしていただいたり、証券会社の方を招いて金融セミナーを開いたり、そのほかペン字教室、ヨガ教室といった体験教室を開いたり、テーマは多岐にわたりました。女性が学ぶというだけでなく、地域密着の取り組みのひとつとしても意義があったようです。
MaaSシステムの導入
西湘局では、2021年にいち早くJ:COM MaaSというライドシェアサービスを導入、営業マン一人が一台の営業車を使用するスタイルではなく、必要なときだけ呼び出して利用する乗り合いタクシーの形に切り替えました。こうすることで営業車の台数を減らすことができ、CO2排出量の削減とともに交通事故のリスクも減らすことができました。現在MaaS車は3台。定年退職した社員を専任のドライバーとして再雇用して運用しています。現在は営業社員が利用していますが、一般の客を乗せる乗り合いタクシーとして運行することも視野に入れています。
同社の取り組みは、ゴール5(ジェンダー平等を実現しよう)を中心に、ゴール4(質の高い教育をみんなに)ゴール8(働きがいも経済成長も)などその他ゴールに広く貢献しています。
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記事作成者:運営事務局
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